同窓会

卒業した高校の同窓会開催。私は幹事なのに、今回の件には全く関わっていない。もう、好きなようにやってくれい。

まだ卒業から２３日しか経っていないのである。人間が、そんなに早く変わるはずもない。まったく面白くない同窓会だった。

お好み焼きを食べる→ボーリングをする→ジョイフル（安っぽいレストラン）に行く

というような感じ。そのお好み焼屋は私のホームグラウンド（店のオヤジが山岳スキーをやるので、私と仲良い）だったので、リラックスしておしゃべり。楽しめた。

ボーリングは最悪。球技がからきし出来ない私は、例外なくボーリングが下手くそである。謙遜するのではなく、握りコブシを突き上げて叫びたくなるほど「下手クソ」なのである。
ＨＯＤ１（３月１６日参照）が場内に置かれていることを発見して、ゾンビを撃ちまくっていたら、いつの間にか一番端のレーンへ配属されてしまう。真ん中のほうは盛り上がっているが、こちらは全く面白くない。スコアも取れないし、ひたすら球を投げていた。女子が５人しか来ていなく、私のレーンは真ん中と対照的に、とてもむさかったのは内緒。

後は、、気のあった人達でジョイフルに行っていたのだが（これを最近の若者は「ジョイる」というらしい）。

女子から「行こう行こう♪」とでも言われない限り、自分からホイホイついて行くのは私の自尊心が許さなかったorz　勿論、誰にも呼ばれなかった私は、最後のプロセス「ジョイる」には組み込まれていないのである。残念だ。

…というわけで（長い）、今日の同窓会は個人的に評価が低い。

あー私って居なくてもいいんだね〜♪世界は勝手に回るのだね〜♪…このようなエッセイを書く人は、この後に、

「そう思うと肩の力が抜け、ふっと気が楽になった。」

とでも続けるのであろうが、私はそう思うと、かえって気が重くなった。もう二度と同窓会行きたくないかな。もっと愉快なものだと思っていたのに。

「独りでゲーセン行って帰る。」
と告げ、私はすぐに帰路につく。

コロコロコロと変わっていく今日の天気が、ちょうど雪から雨に変わり、とても強く私を打った。