本日の練習@文サ館和室
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そういえば二胡の弦を替えたのは初めての体験だった.年の初めなので二胡の色々な部分を拭いていたら,弦の交換と合わせて練習前に一時間ぐらい使っちゃった.
練習内容 | 時間(分) |
---|---|
弦ならし(適当に数曲) | |
基礎練(運弓と音階) | |
練習曲(赤本より数曲) | |
換把練習曲(青本より数曲) | |
草原情歌 | |
蘇州夜曲 | |
計 | 140 (2時間10分) |
昨日,一昨日と痔(ではないことを祈りたい)を患っていたので(この年で),練習していないという体たらくだった.いけないいけない.今日の練習中はおしりが痛くなることもなかった.病院に行く前に直っちゃったし,なんだったんだろうな.あれ.
1月1日に弾いた時は消音器をつけて台所で弾いたので,本日が生音での弾き始めだ.
張り替えた弦でちょっと遊んだ後に,基礎練を少々.夏に帰省した時に母から指摘されたことだが,指が無意識で定位置をポインティング出来るように,チューナーを見ながらひたすら音階をおっかける練習.
練習曲と換把練習曲を普段のようにこなした後に,次のレッスンの宿題である,草原情歌と蘇州夜曲をやった.この曲,今弾き直していて思うんだけど,本当に「歌うように奏でよう」と思うと凄く難しい(特に草原).去年の8月に,巫謝先生の前で草原情歌と在北京的金山上を弾いたのが信じられない..もっと曲練習に時間を費やしたほうが良いかな..ま,そう思うのならもうちょっと長くやれば良いんだけど,うち,飽き性なので・・・(・∀・)
草原情歌は「(G調) 3 低6 3 低6」のところと,「(G調) 1 低7 6」が,上手くいかないので,明日もここを重点的に練習しよう.
今日の練習はかなり楽しかった.やっぱり楽器は生音に限るね.
例の銀弦だがなかなか調子が良い.まだ張ったばかりだが,下記のようなことを感じた.
- 音量が前よりも小さくなった(かもしれない.)
- ヴィブラートが前の弦よりもかかりやすくなった(ような気がする.)
- 弾き始めに深呼吸をした時に,ノイズが乗りにくくなった(ような気がする.)
- 高音部で音にやや厚みがない.まるでおもちゃのような音がする.以前張っていた弦はとてもコシのある高音部で,「えいえい」という感じで弾いていけたが,今回のはちょっとなよなよし過ぎな感じ.ヴィブラートで誤魔化すんかな.アイデンティティは奏者が引き出してやるべきとでも言えよう.
- 「銀弦」という名の通り銀色で格好良い(巫謝先生が教室で弾いている二胡の弦とおそらく同一の物)
- 音が安定している.
(注.これは私個人が銀弦を用いてみて,しかも張り替え初日に抱いた感想なので,一般的な常青牌の評価を示しているものではありません.)
とりあえず安定するまでこれで弾き続けてみようと思う.今のところ概ね満足しているので.中国屋楽器店の店員さんからは,「この銀弦は著しくマッチングする二胡と,大変相性の悪い二胡に分かれる」みたいなことを言われたが,うちの蘇州ちゃんではどうかしら.