はてなスター戦争
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これから始まるであろう,はてなスターがブロガーの中に徐々に浸透していきもはやはてなスターなしでは誰も生活が出来なくなった世界(大袈裟)を想像してみる.
エントリに一番最初につけられた☆はそれ以降いつでも表示されることにユーザーが気付く
(例えば 16982 の真ん中の数字をクリックして展開しなくても,常にキラキラと輝いているような,そんな存在)
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後に多くの人の間で語り継がれる伝説のエントリに,最も早く☆をつけたそのアルファクリッパーの中のアルファクリッパーを,人々は敬意を込めて"一番星"と呼ぶようになる
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"一番星"と呼ばれる人々が巡回するブログは一通り炎上.はてなスターの影響力というものが改めて世の中に知れ渡る
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有名ブロガーやはてなスタッフの日記で"一番星"を取得するべく,常にはてなアンテナの更新は欠かさない,といういわゆる第一次はてなスター戦争が勃発する.
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アフィブログの管理人も勿論参戦しており,"一番星"を獲得すれば「 add star」を押しそこねた人が間違えて自分のサイトに飛んでくるかも知れないというあぶく銭的発想で増殖したアフィブログ軍が次第に優勢になってくる
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あっー「add star」押したつもりがアフィブログに飛んじゃった
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"一番星"はアサマシばっかりになっちゃって,魅力あるスタークリッパーがどんどんと後退・劣勢になっていく
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いわゆる第一次はてなスター戦争終結
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事の成り行きを静観していた,ブログ以外のニュースサイトが,ビジネスモデルとしての有効性を認知,ブログ以外のサイトでも盛んに取り入れられるようになる.
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いわゆる第二次はてなスター戦争勃発
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はてなダイアリーと並ぶはてなの二大サービスとしてのはてなスターの地位が固まる
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Twitter涙目
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はてなの中の人「えっへんえっへん!」
さっきも書いたけど,こういったアルファクリッパー的な文化を育てる為にもはてなスターを消せないのは大変絶妙な仕様であると痛感した.
はてなスターを選択したいという気持ちも分かるけれど,
「コメントしたくても肝心のコメント欄がないジレンマ」
例.眞鍋かをり
や
「トラバurlさえもないジレンマ」
例2.しょこたん
なんかよりも
「はてなスターのないジレンマ」
のほうが辛いことがリリース2日目にして分かってきた.
はてなスターを消してる人も若干だが見かけるが,はてなスターのついてないブログに行って我々はどのように自己表現をすれば良いというのだ.
「この人のブログを見ている,この人に興味がある,別に荒らしとかそんなんじゃないから,見てるってことを知ってほしいんだよおおお!」
「カウンターを1メモリ回す,Web拍手を鳴らす,そういうことじゃなくて,ナウで気軽な交流手段をぼくらは待っていた!」
ただそれだけのことなのに,はてスを設置していないだけで訪問者のささやかな自己表現(これがはてなスター日記の言うところの挨拶)さえも拒んでいるのだ.なんだそりゃ.ファンを自分から切り捨てているようなものではないか.
確かに☆というデザイン自体が気にくわないとか黒背景にマッチしないなどの問題点は内在しているが,それ自体は本質ではない.こんな斬新な仕組みは今まで見たことがないし,はてなスターはコメント・トラバに匹敵するほどの可能性を秘めていると思うのである.
選択の余地を与えて欲しいと言っている人や,芸能人こそはてなスターを取り入れるべきであり,まさにこれこそぼくらの新しいコミュニケーションスタイルではないか.