日々是餃子おかわり!

はてなダイアリーから引っ越してきました。はてなブログは住みやすいところだ

地雷バトンが許されるのは小学生までだよねー

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私がmixi嫌いなことはにも書いたけど.ブクマ辿っていたら気になったのでメモ.

友人のmixi日記を読み、コメントを残さずに立ち去る「読み逃げ」を失礼と感じるユーザーが増えており、読み逃げを公然と非難する人も出てきた。
こういったユーザーは、「足あとが付いているのにコメントやメッセージがないとがっかりする」と言う。そのユーザー自身は、自分のページに付いた足あとをすべて踏み返したり、日記にコメントをもらった場合は、その人の日記を訪問してコメントを返したりといった行為を半ば義務として行い、相手が同じことをしてくれるのを期待しているようす。彼らにとっては「踏まれたら踏み返す」「コメントをもらったらコメントを返す」が当然のマナーで、無言で立ち去るのはマナー違反ととらえているようだ。

ITmedia News - 「mixi読み逃げ」ってダメなの?

もうあほかとw

特にコメントする言葉の見つからないブログなどのエントリに関して,スルー(ROM)するのはよくあることであり,ちょっと支持する内容であればはてなスターを押す,ブクマする,Web拍手を送る,そして興味をそそる内容であればコメントする・トラックバックする,そしてサシでがっぷり四つに組んで討論したい場合はメールを送る・メッセでとことん話し合うなどの手段が考えられる.
本題に入る前に押さえておきたいのは,「興味をそそる内容」というのが,必ずしもプラスでない場合もあるということだ.例えば日記に批判的なコメントもつくだろうが,それは相手の書いたエントリの内容に賛同出来ずにコメントするということである.相手の本質をけなしたくてコメントする人もいるだろうが,そうでない場合,批判的なコメントは喧嘩でなく議論であり,エントリの内容であったり人間関係をより深化させる手段になると思う.「好き」の対義語は「嫌い」ではなく「無視」である,ということに似ていますね.で,私はブログ内コミュニケーションというものをこのように考えている.

それでは本題に入る.
一部のmixi勢に内在する問題というのは,こんなところではないだろうか.

  1. スルーという行為をとらえていないところ
  2. そもそもmixiにコメント以外の表現手段がないところ

一点目.日記を読んだらコメント欄にコメントするのが当たり前であり,日記を書いて5分以内にコメントが付かないとそわそわする人も居るが,本当に驚きである.
「エントリに大して特にコメントする言葉がありませんでした→スルー」
というのは,そのエントリを書いた本人に問題があるわけで,コメントがそんなに欲しかったらもっと面白いエントリを書いてみろよと.私は日々の着眼点も宜しくないし,ワクドキ的生活を毎日送っているわけではないので面白可笑しいエントリなんて滅多に,ニュータイプが発動するか神が降臨してこないとそうそう書けるものではありませんが,それでもコメントが欲しいよーと言っている一部のmixi勢に対してはこうきっぱりと,不敵にも宣言するわけである.

大概そういう人は「流行っていたから」「友人もやっていたから」などの理由でmixiやブログを始めた人だろうと感じるのですが,それじゃあまりコメントしたくなる内容のエントリは書けないのではないか.その人達の最初のエントリタイトルが「test」とかだったら確定.
「自分の気持ちを表現したくて仕方ないんだよぉおおおおお」と顔に書いてあるような人のブログや日記は大変面白いし,本になったり,後になって百傑ダイアラーだと判明することはよくあることだ.


二点目.mixi信者の誤解を恐れずに言うと,「mixiは新しいコミュニケーションツールです^^」と言いながら,会社側がそのコミュニケーションツールを用意せず,ユーザーが育たなかった点.
SNS自体は新しくもなんともないし,コメントするか,もしくはスルーするしかない,なんていう大変両極端なコミュニケーションツールだ.

mixiにはコメント以外の表現手段がないと先に書いたが,いや実はあった.「足跡」である.
ブログはアクセス解析をしてもその人個人を特定するのはなかなか難しいが,mixiは割と簡単に特定できてしまうのも,「読み逃げ」なる概念が発生した由縁かもしれない.

足跡があるのにコメントがない・・・なにこれ><
と思った人が編み出した究極の自慰ツール,これこそが「地雷バトン」である.

地雷バトンを知っているだろうか.以下のようなバトンを指す.

地雷バトン

(大体以下のような文言が書いてある)

  • 見たら忙しくてもやること
  • 「学校(仕事&趣味&mixi)を辞めます」等の誰もがクリックしたくなる日記タイトルにすること
  • 足跡をつけた瞬間に『この地雷を踏んだ』と判断されますので,あなたがやらなくてもバレますよ?^^

最後の一文が特にひどい.
大学生ともあろう者が,未だに上記のようなバトンを平然と回しているのを見かけると本当に慄然とする.少しは考えようよと言いたくなる.
地雷バトン踏んで,それをそのまんまコピペして日記かいちゃうようなmixi勢は一体なんなのだ.この手紙を明日中に100人に送らないと呪われますと言われたら慌てて封筒と切手を買いに走っちゃう人ですか.それともバトンを粉砕したり地雷無視しちゃうとマイミクの意向を無視したことになり,友達の絆が・・・とか考えると空が落ちてきてガラガラと世界が崩壊する不安に駆り立てられ,夜も眠れないような人ですか.
私は,程度はどうあれたいていの人が後者だと思う.地雷バトンほどあほなものはない.どんだけ寂しがり屋が多いんだよと問いたい.問い詰めたい.小1時間問い詰めたい
エントリの内容如何ではなく,アクセスしたことに意味がある.それが地雷バトンだが,皮肉っぽく言うとある意味最もSNS的なのかもしれない.地雷バトンを設置する人はその本来の意味をよく考えてから設置したほうが良いなぁと,別に私には関係ないけどちょっと思う.

自分の日記にあしあとやコメントが付くと、周囲から認められたという「認知欲求」、自分を受け入れて欲しいという「親和欲求」が満たされ、それが快感になるという。好意を持っていたり、尊敬している相手からあしあとやコメントが付くと、さらに高い快感が得られるため、快感を求めて日記を更新し続けるという “中毒”症状につながる。

ITmedia News - 「mixi疲れ」を心理学から考える

結局はこういうことなんだろうけど.

このような理由からもっと学生は地雷バトンなんかに頼らない,別の自己顕示手段を模索すべきであると思うし,私は地雷バトンなんていうものがずらずらと流れる日記というのがあまり好きじゃない.なにも考えずにまた地雷バトンを埋設しちゃうのは良くないなぁと思った.


話は戻って変わるが,はてなスターはイイ!と思ったものにのみ手軽に☆をつけられる仕組みで,これはこれで大変おもしろい.でもイクナイ!と思ったものにも何かを付けられる仕組みがあっても良いんじゃないかとここ一週間ぐらい思っているのです.
それでちょっと前からはてぴゃ!を考えているんだけど,結局色々いじってもまだ未完成.