ブログと俺と手帳
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大丈夫…明日から頑張れば大丈夫…
現状 - 日々是餃子
なんて考えている人間には,結局明日など来ないのである.今を精一杯生きた自分が,まるで線路のようにつながって,明日が自然とやってくるのである.自然とやってくる…と書いたが,まさにこの感覚.日付なんてものは人間の取り決めだから,「明日」なんてのも言葉のあやでしかない.今を生きない人間に明日など来るはずがない.
私がブロガーとして死んでから1ヶ月経った*1.
今まではてなダイアリーが全てだったから,日記としての更新もろくすっぽ出来ないまま1ヶ月経ち,普段の生活がすっかり狂ってしまった.今までは日記をはてなダイアリーにつけることで毎日の生活にけじめを付けていたが,多忙すぎて更新するヒマがなかったのと,ブログとしてのS/N比が低くなってしまったことが原因だ.
ブログにおけるS/N比のことには日々頭を悩ませていた.
twitterがはてな界隈で流行りはじめたのは,2007年の3月頃と記憶しているが,twitter等のミニブログとはてなダイアリー等のブログを使い分けたほうが良いことは,自分が他のブログを回る中で常々思っていた.
「昼は昨晩のカレーを食べました.」とか,「新しいヘッドフォン買いました.」などということは,ブログを見ている側からすれば本当にどうでもいいことである.テラ豚丼なんかはその筆頭で,つもニチコレを見ている人にとってはスクロールが長くてうんざりするエントリだったと思う.たとえ毎日更新しなくても,内容の詰まった,質の高いエントリをブロガーはブログに書くべきだし,雑記はミニブログやチラシの裏に書くべきなんである.
ところで話は変わるが,私がはてなダイアリーを長年使っている一番の理由は,はてながいち早く「ブログを本に出来るサービス」を開始したからだと思う.
実際には今まで書いた全てのエントリを書籍化するとものすごい金額になってしまうが,htmlをデータとして残しておくよりも,自分のブログが手元に残るのはなんか良い.ネットでニュースが見れても新聞屋が滅亡しない理由と似ているかもしれない.今までの自分が形として残るのは見ていて気分が良いのだ.
そんな理由でぐだぐだとつけ始めた私のブログだったが,結局書籍化すると高いのでいっか で数年経った.そのうちにブログの意義というか,そういうものを考えるようになり,日記に自分の行動を逐一記すことに疑問を感じた.
ということで,今年から手帳をつけはじめることにした.
厳密に言えば中学の頃から使っているミニ6穴手帳があるが,リフィル式というのも面倒くさいことに気付いてからは使っていない.面倒くさいっていうか時間かかるのが一番の理由.
自分の気に入った手帳を,中身だけ差し替えて永遠に使っていけるというのは骨董品的なロマンを感じるが,書いた後のリフィルの整理整頓が面倒.
じゃあもう手帳にしちゃえと.ほぼ日手帳にしちゃえと.
毎年決まった時期に手帳を買う習慣がないのでどれにしようかちょっと悩んだけど,VUTTERさんが使い倒しているのが羨ましいので結局ほぼ日に決定.
日曜始まりでないことと後ろのほうに無駄なページがあるが,まあ1日1ページ分確保されていないと手帳を付ける意味がないので今の所満足.
これで,このブログのS/N比を上げつつ,自分の生活を少しでも改善出来れば本望.