日々是餃子おかわり!

はてなダイアリーから引っ越してきました。はてなブログは住みやすいところだ

秩父調査(3回目)

スポンサードリンク
スポンサードリンク

総計2週間山に入った計算になるのかな?最近また1週間ほど秩父へ調査へ行っておりました.
ようやくぼちぼちとデータが出始めたところですが,まだ踏み込んだところへ行けておらず,ちょっとペース遅いかなーと思い,煮詰まってるところ.まあ煮詰まるほどやってないんですがね.
まだ露頭観察数が120とかそれくらいなので,250地点ぐらい観察して走向測ったりしたほうがいいなあと思ってるところ.
それから付加体はやっぱり難しい.メランジェを一つずつ追っていかないと,見たところ勝負な感じがあるから「例外の恐怖」がいつも付きまとう感じですかね.地質学なのに.

でもその分地質図に記載されてない砂岩層とかを見つけちゃうとゾクゾクしますね.難しいけど付加体歩くのおもしろいー.

      • -

ところで山の中には「林道」と一括りに出来る道が大体三種類ぐらいありますよね.

  1. 車一台分の車幅しかないけど,舗装もされてて普通に通行出来る林道
  2. 車一台分の車幅しかないし舗装もされていないが,普通に通行出来る林道
  3. 車一台分の車幅がなくて(もしくはギリギリで),だけど舗装されてるから行ける気がしちゃう林道

どれも質が悪いけど,(3)が一番厄介.

「あーこれ傾斜的に厳しいし引き返すかなー」
「あれーまいったなータイヤ滑るなーまずいなー」

(3)の林道があったら,やばいなーと思う前に引き返す(というかそもそも車を入れない;歩いて露頭を探す)べきなんですね.把握した.
何が言いたいかというとこうなってからじゃ遅い と.

電波が通じない山奥なので,電波が通じそうな尾根上まで歩くのに40分(というか元登山部はこういう時上に行きたがる)
  ↓
JAFを呼んでから到着まで3時間半
  ↓
その日には結局打開できず一晩を明かし
  ↓
翌日明るくなってから復旧

という感じでした.
JAFの会員料金で1万6千円かかるし,調査も出来ないしで本当に良い勉強になりました.脱輪にはみんなも気をつけようね!