VAIOを売る話
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私が受験生だった頃,2004年度版の地理データブックには,日本国大分県におけるパソコン普及率が33%であると記載されていたが,実家ではそれが175%だった(家族構成4人,パソコン7台)し,しかも家にあるパソコン全てがVAIO,というか意識的に周りを見渡せばあらゆるAV家電がSONY製という異常環境,所謂ソニー教という家庭事情の中で,私は育ってきた.
そのため,筑波に来るときに機動性の高いノートPCを買う必要があった時も,即決でVAIOにしていた.
実際大学生っつっても行動範囲は大体学内に限られてくるわけであり*1,オサレな喫茶店でノートPCでレポートをすらすらと書くなんていうファッション誌のような高校生垂涎充実昼下がりといった時間は全く訪れず,よってWILCOMを挿しておく必要もなければぶっちゃけノートPCを持つ必要は,必ずしもないと言っていい.
しかし,しかしなのである.
小さな,ノートPCが欲しい.
小さなノートPCがあればどうでもいい講義中に作業が出来るし,電子辞書を買う必要すらなくなる.それにオサレな昼下がりだって経験してみたい.
高機能な15インチ(最近は〜19インチのディスプレイを搭載したようなノートPCもあったりするけど,実際重くて携帯するのしんどい.)ノートPCなんか要らない.
VAIOを売るという話であった.
PCを自作したという日記は,春休みに書いた.
http://d.hatena.ne.jp/ruushu/20060310
その時に感じたのが,「VAIOじゃなくても,PCはPCだ」というような当たり前なことで.
いや,当たり前なんだけど,ソニーのデザインとか保証とか機能とかに盲目になりすぎていて,PC自作するまではVAIOじゃないと駄目だとさえ思っていた.
でも,そんなことないんだよね.
人間,こだわってちゃ進歩しないよね.業界は日々躍進しているんだから,ノートPCも買い替えなきゃね.