こういうことだけはやっちゃいけんってば

帯広畜産大の鈴木宏志教授（家畜生命科学）らのチームは４月から、犬の性格にかかわる遺伝子を解析し、盲導犬に適した犬の遺伝子情報などをデータベース化すると同時に、精巣や卵巣の組織を凍結保存する世界初の「バイオバンク」を始める。盲導犬候補の犬は訓練前に去勢されるため、優秀な盲導犬だと分かった時には子どもをつくることができない。そこで将来的には保存しておいた精子や卵子を使って繁殖させ、盲導犬不足の解消を目指したいという。

盲導犬が足りていなくて，満足に行き渡っていないのは知っているし，研究的な観点から見ても遺伝子が一番儲かるのは知っている．がしかし，「優等なもの」を解析保存し残すのだけは疑問を感じずにはいられない．
犬だからやって良いなどという問題では勿論ないが，人間に対してもこの考え方が普遍的にならないことを願う限りである．

asahi.com -優秀な盲導犬増やすため、遺伝子解析